元々洋服が好きで、繊維業界の仕事につきたいと思っていました。繊維業界で成功するには繊維全般の知識を身につける必要があると思い、多岐にわたる糸や生地を扱う繊維メーカーを中心に就職活動をしている中でKBセーレンに出会いました。原糸から最終製品まで自社内で製造できる一貫生産体制や様々な工程の技術者と仕事ができる当社に魅力を感じ、入社するに至りました。

主に医療向け製品の生地を扱う仕事をしています。
「工業資材販売課」では、貼付材といわれる貼り薬関係の基布、「エスパン販売課」では当社の不織布「エスパンシオーネ」を使用した絆創膏の基材を販売しております。どちらも一貫生産体制のもと生産していますので、生産バランスの計画をするなど、工場とコミュニケーションを取る機会が非常に多いです。また、上司の営業先へ同行したり、現在ではコロナ渦の為、WEB会議でお客様とコミュニケーションを取り、繊維の専門知識やビジネスマナーの勉強をしています。

初めて一人で新規のお客様のところへ訪問したことです。新規問い合わせがあったお客様のもとへ商品を持ってご説明したり、どのようなものを要望されているかヒアリングした上でご提案させていただきました。その場で上司の力を借りることができないので、お客様の会社情報やどのような商品を求められるか、ある程度の仮説をもって訪問した結果、お客様の要望に沿った商品を提案することこそできましたが、技術的な問い合わせについては回答できませんでした。このことから、しっかり自社の技術力や工程、製品について理解する必要があると繊維営業マンの奥深さを痛感しました。

現在は担当のお客様を任せてもらっていますが、いまだに分からないことも多くあり、上司に判断を仰ぐ場面があります。そのため、2年目までには上司のもとでしっかりとお客様、当社のことを勉強させていただき、3年目にはお客様の質問や要望にすぐ応えられる頼りがいのある営業マンになりたいです。お客様の要求を正しく理解し、社内チームにも横展開し、医療向け製品以外の分野にも応用できるような新たな可能性を見出していきます。

私は文系学部を卒業していますので、繊維に関する知識はありませんでした。そのため、配属時は分からないことばかりで会議内でも話についていくことで精一杯でした。只、分からないことがあれば、分かるまで聞く、些細な疑問でも質問をするといったようなことを意識することで会議内容の理解が早くできたり、配属当時より自社についての知見が深くなったことに成長を感じています。
また、仕事をする上で心掛けていることとしては、ルーチン的な仕事でも納期やクオリティーにちょっとした目標を設定するなどして常に目的意識を持つようにしています。例えば、資料作成でも作成時間を設定し、計画性を持って行動するようにしています。