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INTERVIEW

現在の仕事内容をできるだけ詳しく教えてください
2013年に入社してから、評価分析、主に化学構造解析を担当しています。私の所属する評価分析グループでは、研究開発で生み出された新製品や問題品等について、IRやNMR等の装置を使用して物性測定をし、評価を行います。解析で分かるのは、成分構造や比率等。問題品が発生した場合は、正常品とどのように物性が違っているか測定を行い、原因追究を行います。評価・分析の手段として、IR、NMRの他、光学顕微鏡や電子顕微鏡による形態観察、引張試験機等による繊維物性評価、蛍光X線やICP分光分析による元素分析などを用いています。
学生時代の専攻内容が
現在の業務内容にどう活かされているか
大学時代は、ポリウレタンの合成の研究を行っていたのですが、どのようにすれば上手く合成できるかなど学生時代の化学合成や分析の知識がベースとなり、仕事に活かすことが出来ています。
 

当社はポリエステルやナイロンが主なので、もう少しそういった繊維に関して勉強していれば、その知識もさらに活かすことができたのかなと感じます。一方で、実際の業務の中で学ぶことが多いので、日々の仕事を大切にしています。
 

センターの方は化学知識のある方がほとんどですが、それ以外を専攻していた方も在籍しています。その場合は、糸の引っ張る強度を見るなどの、基本的な物性の測定などから始め、段階的に糸の性質を学んでいきます。

仕事のやりがい、おもしろみは?
具体例を入れながら教えて下さい
今まで解析不可能だったものが、解決できることに面白みを感じます。解析前に「大体この成分だろう」という推測をたてるのですが、推測とは違う結果が出ることもあります。その際は、改めて推測し、結果を出すという手順を繰り返します。そして、最終的に正しい解析結果を出すこと、そしてそれが新商品につながることにやりがいを感じています。
 

また、スピード感を持って正確な結果を出すには、標品(サンプルデータ)を蓄積することが重要です。分析・解析の合間に、実際に自分たちで原料、配合割合、温度、添加物等を決めて合成を行い、標品の樹脂を作製したこともあります。初めての研究だったため、実験の方法も手探りでしたが、非常にやりがいのある仕事でした。この合成を経験することで、様々な成分の解析もできるようになり、さらに深い知識を得ることが出来ました。

将来の夢や目標を教えてください
仕事を通じて、測定の結果のみでなく、なぜそのような問題が起きたのかを更に追求することが出来るようになりました。今後は様々なアプローチの仕方で、一般的な測定だけではなく、応用の利いた測定ができたらと考えています。そのため、測定方法を学びに様々な会社の方が集まる講習会にも参加するなど、知識を増やすべく動いています。多くの知識を持っている人や、得意分野がある人は、多くの仕事を任せられ、仕事も早く、信頼も得られます。私もそのような存在になれるよう、さらに仕事の幅を広げるとともに、質を高めていきたいです。
会社の雰囲気はどのような感じですか?
手取り足取り教えてもらうのではなく、まずは自分で経験して学ぶ社風です。自分のやってみたいことに挑戦させてもらえるので、やりたいことがあれば、積極的に提案し、チャレンジするようにしています。いろいろなことに挑戦することが好きな方は成長しやすい環境だと思いますよ。
 

しかし、仕事は自分のペースだけで進められるものではなく、急な分析依頼にもしっかりと対応する必要があります。最初は上手く調整できず、依頼者から催促されてしまうこともありましたが、先輩社員のやり方を真似したり、アドバイスを受けたりして、仕事の段取りや、人との調整を考えられるようになりました。
 

他にも、第三者にわかりやすい報告書作成や身の回りの整理整頓を心掛けています。センターの方は知識が豊富な方が多く、フレンドリーな方が多いので、相談しやすく、多くのことを学ぶことができます。

1日の仕事の流れ
8:30

出社・ラジオ体操・朝礼
開発や営業から来た分析依頼表に基づき、業務開始
資料を調べ、測定項目判断・前処理実施
12:00
昼休憩
13:00

試料測定の実施、チャート解析
過去の知見やデータベースを使って構造の同定または推定
16:00

報告資料作成
正確性を持って、依頼者へ報告
17:30
退社
趣味の釣りをしたり、友達と飲みにいく
PRIVATE PHOTO

INTERVIEW
現在の仕事内容をできるだけ詳しく教えてください
2013年に入社してから、評価分析、主に化学構造解析を担当しています。私の所属する評価分析グループでは、研究開発で生み出された新製品や問題品等について、IRやNMR等の装置を使用して物性測定をし、評価を行います。解析で分かるのは、成分構造や比率等。問題品が発生した場合は、正常品とどのように物性が違っているか測定を行い、原因追究を行います。評価・分析の手段として、IR、NMRの他、光学顕微鏡や電子顕微鏡による形態観察、引張試験機等による繊維物性評価、蛍光X線やICP分光分析による元素分析などを用いています。
学生時代の専攻内容が
現在の業務内容にどう活かされているか
大学時代は、ポリウレタンの合成の研究を行っていたのですが、どのようにすれば上手く合成できるかなど学生時代の化学合成や分析の知識がベースとなり、仕事に活かすことが出来ています。
 

当社はポリエステルやナイロンが主なので、もう少しそういった繊維に関して勉強していれば、その知識もさらに活かすことができたのかなと感じます。一方で、実際の業務の中で学ぶことが多いので、日々の仕事を大切にしています。
 

センターの方は化学知識のある方がほとんどですが、それ以外を専攻していた方も在籍しています。その場合は、糸の引っ張る強度を見るなどの、基本的な物性の測定などから始め、段階的に糸の性質を学んでいきます。

仕事のやりがい、おもしろみは?
具体例を入れながら教えて下さい
今まで解析不可能だったものが、解決できることに面白みを感じます。解析前に「大体この成分だろう」という推測をたてるのですが、推測とは違う結果が出ることもあります。その際は、改めて推測し、結果を出すという手順を繰り返します。そして、最終的に正しい解析結果を出すこと、そしてそれが新商品につながることにやりがいを感じています。
 

また、スピード感を持って正確な結果を出すには、標品(サンプルデータ)を蓄積することが重要です。分析・解析の合間に、実際に自分たちで原料、配合割合、温度、添加物等を決めて合成を行い、標品の樹脂を作製したこともあります。初めての研究だったため、実験の方法も手探りでしたが、非常にやりがいのある仕事でした。この合成を経験することで、様々な成分の解析もできるようになり、さらに深い知識を得ることが出来ました。

将来の夢や目標を教えてください
仕事を通じて、測定の結果のみでなく、なぜそのような問題が起きたのかを更に追求することが出来るようになりました。今後は様々なアプローチの仕方で、一般的な測定だけではなく、応用の利いた測定ができたらと考えています。そのため、測定方法を学びに様々な会社の方が集まる講習会にも参加するなど、知識を増やすべく動いています。多くの知識を持っている人や、得意分野がある人は、多くの仕事を任せられ、仕事も早く、信頼も得られます。私もそのような存在になれるよう、さらに仕事の幅を広げるとともに、質を高めていきたいです。
会社の雰囲気はどのような感じですか?
手取り足取り教えてもらうのではなく、まずは自分で経験して学ぶ社風です。自分のやってみたいことに挑戦させてもらえるので、やりたいことがあれば、積極的に提案し、チャレンジするようにしています。いろいろなことに挑戦することが好きな方は成長しやすい環境だと思いますよ。
 

しかし、仕事は自分のペースだけで進められるものではなく、急な分析依頼にもしっかりと対応する必要があります。最初は上手く調整できず、依頼者から催促されてしまうこともありましたが、先輩社員のやり方を真似したり、アドバイスを受けたりして、仕事の段取りや、人との調整を考えられるようになりました。
 

他にも、第三者にわかりやすい報告書作成や身の回りの整理整頓を心掛けています。センターの方は知識が豊富な方が多く、フレンドリーな方が多いので、相談しやすく、多くのことを学ぶことができます。

1日の仕事の流れ
8:30

出社・ラジオ体操・朝礼
開発や営業から来た分析依頼表に基づき、業務開始
資料を調べ、測定項目判断・前処理実施
12:00
昼休憩
13:00

試料測定の実施、チャート解析
過去の知見やデータベースを使って構造の同定または推定
16:00

報告資料作成
正確性を持って、依頼者へ報告
17:30
退社
趣味の釣りをしたり、友達と飲みにいく
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